Hello, againコイン

Hello, againコイン

Hello, againな人たち

「飯能のいいもの」に
触れられて、知ることができる
そんな拠点のひとつに

株式会社Akinai
代表取締役/飯能市キーマン

赤井 恒平 さん

#飯能出身

#地域活性

#セカンドキャリア

#元気な商店街

#リノベーション

『Nakacho7』はコワーキングスペース。スマホで気軽に予約して、誰でも使える自由なスペースです。仕事をするために利用する人がほとんどですが、オフィスを構える人がいたり、地元のママ会やカルチャースクールの会場に使ってもらったり、少しずつ利用目的が広がっている感じもします。古い民家を、株式会社Akinaiのみんなで材料を集めてDIYしてリノベした、そんな手作り感が受けているのかもしれません。「ここ、すごく集中できるんですよ」と入間や他の市からわざわざ来る人もいるんです。

肩書きに「飯能市キーマン」を掲げる、今や飯能の重要人物・赤井さん

個室は4.5畳、6畳、10畳。目的に応じて選べる3タイプ

「人にいいものを勧めたい」。その思いがずっと自分を動かしています。
最初の会社は美術と宝石の会社。仕事は営業でした。その後、ブライダル雑誌を創る仕事に転職。独立しようかまた転職しようか悩んでいるときに、「家業を継がないか」と父親に言われました。ずっと飯能で半導体関連の金型を製造してきた工場です。その3代目として会社を継ぎ、広告代理店も立ち上げました。そして、使っていなかった工場をシェアアトリエ『AKAI Factory』としてオープン。その後『Bookmark』も開きました。
いろんなことを手がけてきましたが、その全ての根底には「人にいいものを勧めたい」という思いがありました。

料金は2時間1000円だが、1日最大3000円なので長時間での利用がおトク

キッチンや食器もあるので、商店街で買い物をして調理することも可能

飯能の人って、外で飯能出身と言わないんですよね。自分も「埼玉出身」「秩父の方です」なんて話してました。理由は「なにもないから」。地元を紹介できる、説明できるものがない。そんな風に感じていたんです。でも、いまはそれが「悔しい」と感じます。Bookmarkを開いて「地元を盛り上げよう」という人たちと巡り逢って、Akinaiを作って、『はんのーと』も始めた。すると「飯能って面白い場所がいっぱいあるじゃないか」と気づいたんです。それを広めたい人も、魅力を感じて移住した人も、すごくたくさんいる。その場所と人が、今の飯能の「いいもの」なんです。これからはそんな飯能の「いいもの」を人に勧めていきたい。商店街の真ん中にあるこのNakacho7が、その出逢いを作れる場所のひとつになれると良いな、と思っています。

古い民家をAkinaiのメンバーが自分たちでリノベーションして『Nakacho7』を生みだした

人が出逢い、より良い飯能を作るためのアイデアが生まれる場所でもある

←INDEX