Hello, againコイン
Hello, againな人たち
人と自然の境界・飯能
そのおもしろさを活かして
まちも人も元気にしたい
株式会社Akinai
(Bookmark)
徳永 一貴 さん
#地域活性
#文化伝承
#繋がる
#元気な商店街
#リノベーション
おもしろい場所ですよね、飯能。引越して20年だから、自分にとって当たり前になりつつあるけど。それでも顔を上げるとすぐそこに山がある。その景色、環境からしておもしろい。『Bookmark』ではローカルラジオの放送もやってるのですが、この間のゲストが「飯能は関東平野の端。人のいるところと山、自然が近い。境界のまちですね。そういうヘリやキワって、いろいろ興味深いものが集まるんですよ」なんていってました。確かに、周りを見回すといろんな人がいる。一人ひとりに得意分野や個性、ストーリーがあるな、となんか納得。このエッジに魅⼒を感じて、おもしろい人が集まってるのかな。それが飯能をまたおもしろくしてるんだなと、改めて思い始めてます。
「シャボン玉で商店街の人の気を惹こうと…」と徳永さん。意外に効果大
飯能の工芸品や特産品を紹介・販売するコーナーも特設
自分はデザイン会社をやってます。Bookmarkを運営している株式会社Akinaiとはまた別の会社。以前は都内に事務所を構えて飯能から通っていたんですが、2017年4月のBookmarkのオープンとともに、事務所を自宅から近い飯能へ移しました。そこから飯能関連の仕事も増えてきて、最近では西武鉄道さんご協力のもと、ローカルメディア『はんのーと』を立ち上げたりもしています。Akinaiは「飯能、いいよね」みたいな共通の想いを持った人たちの集まりです。みんな本業がありつつ参加して、飯能のために頭をヒネって汗をかいてます。そうして作ったのがBookmark。自信がなくてアレコレ詰め込んだ結果、見ての通りごった煮みたいなスペースになってしまいました(笑)。
ローカルラジオもオンエアー。外から丸見えなので、気になった人が入ってくることも
徳永さんの会社以外にNPOなども入居中。得意分野を活かして協業することも
ちょっとカオスなこの感じ、外から見ると気になりませんか。おかげで「ここは何?」とのぞいてくれる人は増えてきました。でもやっぱり待ってるだけじゃ、地元の人は新人たちの変わった取り組みには近づかないですよね。だから最近は、商店街の人にこちらから声をかけてます。「空いてるならやらせてください」とお願いして始めたのが『Nakacho7』。やっと自分たちが商店街に溶け込め、少しずつ役に立ってるかなと、実感してきました。次は宿泊施設を企画中。飯能には少ないんです。でもおもしろい場所なんで、じっくり居て魅力を知って欲しい。それで、「ないなら作ろう」です。その結果、この商店街が賑わってくれたら、より嬉しいですね。自分は小平の商店街で生まれ育ったので、商店街に思い入れがある。元気になってほしいんですよ。Akinaiを通じて、自分が役に立てたらいいなと思ってます。
「少しずつ商店街の方から声がかかるようになり、手応えを感じている」
飯能の魅力を伝えるコーナー。魅力を知って移住する人も増えているとか!