Hello, againコイン
Hello, againな人たち
愛されたものや建物
そして飯能の人を
未来へつなげたい
くらしの循環センター・フカダヤ
株式会社Akinai
代表取締役/飯能市キーマン
赤井 恒平 さん
藤枝 佳子 さん
嶋﨑 早苗 さん
五十嵐 久美子 さん
#地域活性
#芸術
#繋がる
#元気な商店街
#飯能出身
#リノベーション
赤井 恒平さん ///
「愛された建物やものを、そのストーリーとともに未来へつなげたい」という想いがずっとあります。それがカタチになったのが飯能銀座商店街の『Bookmark』や『Nakacho7』。3軒目の『フカダヤ』もそのひとつ。
ここは約70年間も営業されていた『深田屋商店』という金物屋さん。スーパーやホームセンターがなかった時代、みんなこのお店で生活必需品をそろえていたんです。リノベーションを請け負ったとき、昔からの商品がまだ残っていました。その多くは「飯能のライフスタイルに必要なもの」。だから道具を見ると飯能の暮らしの歴史が読み取れる。もう一度、その道具とこの場所に活躍してもらいたくて「くらしの循環センター」として再オープンしたんです。
3軒を手がけ「顔を覚えてもらえ、相談したいと声を掛けられるように」と赤井さん
深田屋商店のご主人の写真も飾られている店内には、様々な道具や作品が並ぶ
フカダヤでは、全国からレスキューしたものも、ストーリーとともに未来へつなげようと、たくさん紹介しています。その他にも、飯能で活躍している作家さんが作品を制作して売っていたり、昔から飯能の方に旅行を案内している方の事務所が移転してきたりしています。それもあって、フカダヤには年代問わずふらっと立ち寄る人が多い。中には飯能に移住してきたカップルが生活用に昔の金物を買っていったりしています。そういう人が来ると、作家さんたちがイキイキと接客して昔の飯能の話をしたりして、新しいコミュニティができているのを感じています。
フカダヤを愛される場所として、未来につなげたい。そうしてここにいる人がいつまでも活躍できる場としたい。そうすれば自分がずっと抱いている想いが叶う。そう期待してます。
日本全国から集まってきたアンティークに新進気鋭の作家の作品まで種々様々
現在の技術では作れない貴重品など、まだまだお宝が眠っているとのこと
藤枝 佳子さん/嶋﨑 早苗さん/五十嵐 美子さん ///
「近くのお店で作家活動をしていたのですが、閉鎖が決まって。ちょうどその時にここに誘ってもらってすごく嬉しかった。ここはたくさん作家さんやお店があって、若いお客さんも来てくれる。そうなると私の出番。昔の町の様子や道具の使い方のお話をしっかりするんです(笑)」
「私はずっと商店街で旅行代理店を営んでいたんですが、フカダヤができて続けることができました。なじみの皆さんの想い出づくりのお手伝いができるのは、私も嬉しいです」
「ここでいろんな人と出会って、いろんな話しができるのが楽しいですよ。若い人から刺激をもらって、フカダヤに来る毎日が楽しいんです」
作品紹介から接客、昔話まで。フカダヤではお姉さまたちと話す時間も楽しい
「お店の道具を使った看板がすごくステキ。大好きなの」と笑顔で教えてもらった