Hello, againコイン

Hello, againコイン

Hello, againな人たち

初めての人にも
また訪れた人にも
「飯能、いいね」と思わせたい

KOFKA 代表取締役

岡本 恒介 さん

#飯能出身

#西川材

#地域活性

#セカンドキャリア

#笑顔

子どもたちが学校で使う机の天板を、飯能の西川材で作る。
それがKOFKAを起業するときに考えていたことでした。西川材の天板を、子どもたちが自分で角を削るなどして完成させ、卒業まで使う。卒業時には寄せ書きをしたり、本棚や簡単な家具などに加工して卒業記念として持ってもらう。そうすれば学校での想い出を、西川材と飯能の記憶と共に持ち続けることができる。触れるたび、目にするたびに、飯能を思い出してもらえば「また故郷に戻ろうかな」と思う人も増える。そんなことを考えました。飯能で林間学校に参加する子どもの数は、年間6000人。その数字も力強かった。
でも、起業してすぐにコロナ禍に見舞われ、その事業はまだスタートできていないんです。

学習机天板の事業は2024年度からスタート予定とのこと

飯能のメイン道路に店舗を構えるKOFKA。観光客も足を運びやすい立地だ

そこで、飯能のお土産を扱うことに力を入れました。
飯能をもっと知ってもらうために、特産品や飯能の方が手がけた作品を自分の足で集めて、取り扱うようにしたのです。驚いたのは、飯能で活動しているアーティスト、作家がたくさんいるということ。今はKOFKAで販売できると知って、持ち込む人も増えました。この場所で飯能が生んだ名品を、多くの人に伝えたいと思っています。

所狭しと飯能の名物や飯能在住の作家の作品が並んでいる店内は見ているだけで楽しい

西川材を使った木工品だけでなく、飯能焼や食品など多彩な特産品を取り扱っている

飯能育ちの私ですが、就職で一度離れています。同級生には、同じように大学進学や就職の際に飯能を離れた人が多い。そして戻ってこない人も多いんです。私が帰ってきて実感したのは、変わらない飯能の人の良さ。そのおかげで実現している、住みやすさ。戻ってくる人にも、これから住む人にも、その良さをしっかりと感じて「飯能、いいね」と思ってもらいたい。そのためにKOFKAは手がける事業を増やしていってたんです。住まい探しをお手伝いする不動産事業、家を快適にするリフォーム事業も、全て「飯能、いいね」と思ってもらいたいから。KOFKAに足を運んでくれた人が飯能に興味を持って、好きになってくれる。そして一緒にこれからの飯能を作ってくれる仲間になってもらえる。そんな場所になればいいなと思っています。

地元の祭事や他店舗との協力などで飯能のアピールを積極的に行っている岡本さん

オーダー家具・建具などの注文も可能。飯能での暮らしを強力にサポートしている

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