Hello, againコイン

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Hello, againな人たち

飯能は可能性がたくさん!
そのおかげで
様々な挑戦ができる

鳥居観光株式会社 経営本部長
(古民家ひらぬま)

川口 泰斗 さん

#地域活性

#セカンドキャリア

#100年以上の歴史

この古民家は、観光資源を掘り起こしていく場所。私自身、やりがいを感じながら取り組んでいます。次はピザ。本格的なこだわりのナポリピッツァをお出しします。なによりこだわったのは「純度の高い飯能産」であること。食材はもちろん飯能産。ピザはこの地域の間伐材で作った木質ペレットも使用して焼き上げます。ペレットを使う特別なピザ釜も地元企業の製品。調理法や味は本格的なナポリピッツァですが、中身はすべて純度の高い飯能産。その意外性に驚いていただきたい。いま提供しているジェラートも、食材や原料は地域のものにこだわっています。ルバーブも和紅茶も飯能産なんですよ。身近に愛情を持って生産されている方々がたくさんいらっしゃる。こうやって私たちが様々な挑戦ができるのは、飯能にたくさんの可能性があるからなんです。

飯能市指定第1号の「景観重要建造物」

「知るほどに驚きがある、飯能は実におもしろい」

ジェラートもピザも、飯能で食材探しをして作っていきました。昔から住んでいる方が多い場所ですから、新参者にとっては最初、正直言うと、ちょっととっつきにくいところはありました。でも「多くの人に飯能のことを知ってもらい、来ていただけるような新しい取り組みがしたい」と話すと、みなさん次々と紹介をしてくださいました。そのようにして輪がつながって「古民家ひらぬま」が形作られていったのです。
妻の実家が飯能で。それで私は結婚してから飯能に越してきたんです。それまでは都心部で家電商品の営業をしていました。「都会の喧噪を離れて働く」ことに憧れもあり、期待に胸を膨らませていましたが、実際に飯能で働いてみると、その期待以上の喜びや楽しさが待っていました。

スタッフは地元の方。
相談しながらジェラートも開発している

一歩室内に足を踏み入れれば、
時が止まったような空間が広がる

この古民家は、築120年以上の時が経っています。「ここで何をしようか」と社内で喧々諤々、話し合いを重ねに重ねました。「明治の情趣残る古民家がステージなのだから、その歴史や空気を感じながら地域の特産品を味わっていただこう」とコンセプトが決まりました。そして「目の届く地域で採れた確かな食材・資材を使って、地域経済に貢献しよう」ということで、まだ地域にはなく、素材そのものの味を活かせるジェラートの製造販売、そして幅広い世代の方に楽しんでもらえるカフェやピザを提供しようと決断しました。特産品の生産者からは「形・大きさは規格外だけれども品質は確かなもの」なども仕入れ、フードロスの解消という社会的問題にも取り組んでいます。すべて、2022年にスタートしたばかり。「古民家ひらぬま」にはまだまだ無限の可能性があると感じています。だから毎日、充実しているんです。

窓の外に広がる飯能の山々。ケニーズ・ファミリー・ビレッジも見える

多彩なジェラート。地域の食材にこだわって作っている

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