Hello, againコイン
Hello, againな人たち
「またこの場所に来たい」
そう思ってもらえるような
地元に貢献できるバスに
株式会社美杉観光バス
深井 大奨 さん
#笑顔
#地域活性
美杉観光バスは東京・大阪・京都・沖縄にも営業所開設しており本社は飯能市の美杉台にあります。社長はこの土地の出身なんです。「生まれ育った土地に貢献したい」という地元愛がとても強く、本社社屋も地元の西川材をたくさん使用しています。私自身は、この会社に入ってから飯能市のことを知るようになりました。転職のきっかけは、運転が好き、ということ。配達の仕事をしていたときに、当社の先輩が「運転が好きなら、観光バスのドライバーもおもしろいよ」と誘ってくれたんです。接客も好きで、飲食店をやりたいと思っていた時期もあったので、運転も接客もできる観光バスのドライバーのお誘いは、願ったり叶ったりでした。
木のやさしい温もりが伝わってくる美杉観光バスの本社室内
ムーミンバレーパーク直通のラッピングバスなども運行中
入社してから、いろんな土地に行きました。路線バスとは違い、当社はお客さまの旅行プランに合わせて、最適なバスや経路を提案します。なので、ほとんどが初めて走るルート。それも楽しかったですね。2011年の東日本大震災では、ボランティアの方を被災地に送るお手伝いもしました。まだ震災の爪痕が多く残る地域を縫うように進みながら安全に人を運ぶ、という運転は本当に大変で、やりがいや充実感、役に立っているという達成感を感じる余裕はまるでなかったです。「人の役に立つ」ことの難しさを痛いほど実感しました。でも、この仕事なら人の役に立つことができる。魅力ある仕事だ、と感じることもできました。
ドライバー職から離れ、現在はバックオフィスで活躍中
現在もヘルプでバスを運転することもあるという深井さん
今回の事業連携では、当社も名栗エリアにバスを走らせました。路線バスとは違うルートでの運行でした。私もなんども足を運びましたが、自然の豊かないい所ですね。でも交通の便、足となるバスなどは少ない。役に立てることはないかな、といろいろ考える機会にもなりました。その一環で、小学校の子どもたちをグリーンスローモビリティに乗せてドライブしたんです。子どもたちの笑顔がとてもまぶしくて。嬉しかったですね。今後もあんな笑顔がもらえる仕事、乗った人が「ここにまた来たい」と思えるような、地元の役に立つ仕事を創って行きたいなと思っています。
名栗エリアで観光客や地元の人たちの足となったミニバス
大型やミニバスをはじめ、最適なバスを提案してくれる