Hello, againコイン
Hello, againな人たち
やりたいことをやる
その楽しさに触れたとき
人は笑顔になれる
木のおもちゃ Muku-studio
野出 正和 さん 翔太 さん
#笑顔
#親子
#世界No.1
正和さん ///
いろんな仕事をしてきたけど、燃えるものに出会えなかった。一方で、先生やサッカー指導といった夢をあきらめることは多かった。結果、安定とか給料のために、やりたいと思っていない仕事をすることになる。そんなだと満足しないんだね。翔太が生まれたころに、こんな姿をずっと見せてたらだめだ「輝いている親父の背中」を見せないと、と思った。人生は楽しいぜ、って見せたかった。それで未経験だったけど、Muku-studioを作って、木のおもちゃを作り始めた。最初は売れなかったけど、すごく楽しかったなあ。不思議なことに、お金って追わなくなると入ってくるんだね。苦労もあったけど、徐々に認めてくれる人にも出逢えた。やりたかった教える仕事も、向こうからやってくるようになった。いまはもう好きなことだけしてる。この背中を見て、子どもたちはどう思ってるかな。
保育園長も務める正和さん。今後は気ままに全国旅行の予定
「おもちゃのアイデアって突然ばばばっと降ってくるんだ」
翔太さん ///
「お父さんのまわりには、いつも笑顔の人がいるな」と思っていました。父もいつも楽しそうでしたね。父は「子どもたちの“できる”を奪わない」といつも話していますが、僕たち兄妹にもそう。僕はサッカーやって好きな勉強をして、社会人になりました。その時に、父の仕事のすごさみたいなのをやっと実感したんです。働く中で、自分は楽しくて笑っているだろうか、と考えるように。父はどうしてずっと笑ってられたのかな、みんなを笑わせられていたのかなって。それで、自分も大好きな子どもたちを笑顔にする仕事がしたい、と決意してMuku-studioに入ることにしたんです。
翔太さんのコーヒー屋巡りの趣味は、お父さん譲り…?
木の温もりがやさしい、手づくりのおもちゃが工房を彩る
翔太さん ///
父の仕事って「まわりのひとを笑顔にする」ことだと思うんです。僕は父とは違うから同じやり方はできないけど、同じようにたくさんの人を笑顔にしたい。だから、Muku-studioのみんなの力を借りて、やっていこうと思ってます。いまスタッフが3人います。それぞれの個性を活かしつつチームとなって、Muku-studioの次のステージを創っていくつもりです。ずっと見ていた父の背中を追いかける、ではなく、横で肩を並べられたらいいな。その時は輝く僕の背中を見て育つ、笑顔の誰かがいると幸せだなと思っています。
テレビへの出演や著作も多い正和さん。作品がずらり
ガレージでおもちゃ談義。クリエーター同士の話に花が咲く