Hello, againコイン
Hello, againな人たち
滝長だからこその
美味しい旬のお魚を
たくさんの人に届けたい
滝長
滝澤 修一 さん 真紀 さん
#飯能出身
#100年以上の歴史
修一さん ///
来年、100周年なんですよ。大正12年創業です。飯能って、海が遠いでしょう。それで、うちのじいさんがここの人にも魚を食べてもらいたいって始めたとか。おやじは、終戦直後、所沢あたりに来た配給の魚を届けてた、なんて話をしてましたね。三代そろって、うまい魚を食べてもらいたいってのは同じみたいですね(笑) といっても、自分は20代の頃は意気込みなんてなかったですよ。おやじも現役だったし。本気になったのは、結婚して子どもができて、だんだんかな。
真紀さん ///
私が嫁いだのはもう30年以上前。地元のお祭りでお父さんと知り合って。世界が変わりました。顔は知ってましたけど、結婚前は隣の魚屋さんで買ってましたしね(笑) 21歳の私にとって魚屋さんはまるで知らない世界で。「これでがんばってくれ」と結婚式直後に義父さんから赤い長靴をもらってね。そこからお店に立ってます。
「店を継ぐのはね、小さい時から決めてました」と修一さん
おじいさんの名前「滝沢長十郎」からとって「滝長」に
真紀さん ///
私に何かできることはないかと、ご近所に御用聞きに回ってたこともあります。「煮付けに」「こんな魚が」って。料理や惣菜も増やしたし。そうそうインスタグラムも始めました。
修一さん ///
市場に行って、その日の魚をスマホで写真を撮って、店に送るんですよ。帰るまでにインスタを上げてくれてる。仕入れはね楽しいですよ。あの常連さんの晩酌にこの魚はどうかな、とか顔を浮かべながら買うんです。インスタはじめて、そこに新しい顔も浮かぶようになったなあ。
「嫁いだのは21歳。信用金庫で勤めてました」と真紀さん
息ぴったりのご夫婦。それもまたファンが多い理由のひとつ
真紀さん ///
インスタ見ました、って来てくださるようになって。若い人も。昔ながらのお店って、最初はとまどうのかな。でもインスタを見てると「あれください」っていってもらえる。つい話し込んじゃったりして。
修一さん ///
毎日130人からのお客さんが来てくださって。ほんとありがたいことです。うちに来て、美味しい魚を食べてもらって、喜んでもらいたい。その気持ちでがんばってます。
真紀さん ///
100周年、何かしたいですよね。そうだ、インスタで聞いてみてもいいかもしれないね。新しいお客さんの声が聞けるの、ほんとうれしいです。
開店と同時にお客さま。早々に売り切れる人気商品も多い
投稿がないと心配の声もあがるほど人気の滝長公式インスタ