Hello, againコイン
Hello, againコインを
使ってみた
2021年12月10日と11日の2日間にわたり、Hello, againコイン加盟店めぐりの第2弾を開催しました。レジャーとしてただ訪れ、サービスを利用し、通り過ぎるという一過性の体験ではなく、飯能エリアに点在する加盟店を訪れ、じっくりと話を聞いて、交流し、実際にHello, againコインを使ってみるというイベント。それぞれの加盟店の方からは、エリアの歴史や魅力、お店の由来やそこにこめた思いなど、様々なエピソードをたっぷり話してもらいました。参加した方々もお話や人柄に共感して、Hello, againコインを使っていた様子。コインの目的である「また来たい場所になる」「また会いたい人に出会う」きっかけができたと感じています。
そんなイベントの様子をダイジェスト動画と、レポートでご紹介します。Hello, againコインが使える地域での過ごし方の参考にしてください!
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Hello, againコイン加盟店巡り
1日目
2021年12月10日(金)
飯能駅から車で約20分
木のおもちゃ Muku-studio
「遊びを生みだす楽しさを伝えたい」と、おもちゃ販売のほかワークショップも開催しています
たくさんのからくり装置で遊び
そこに込められた想いを聞き
すっかり工房のファンに
Muku-studioは、木を使ったおもちゃやからくり装置を作っている工房です。迎えてくれたのは野出翔大さん。工房を開いた野出正和さんの息子さんです。「父が『輝いている親父の背中』を僕に見せようと、未経験から転身してこの工房を作ったんです」と由来や想いを話してくれました。たくさんの遊び心が満載のたくさんのからくり装置に初対面の参加者同士もすぐに打ち解け、すっかり夢中に。翔大さんとお話をしながら楽しみ、手作りキットやおもちゃをHello, againコインで購入しました。
飯能の魅力を再確認できた
とても貴重なお話と体験でした
飯能に嫁いできて10年近くになりますが、こちらにお邪魔したのは初めて。飯能の魅力は自然とそこで育った西川材。それが素敵なおもちゃになって、日本中で愛されているというお話を聞けたのも嬉しかったです。息子はもちろん私も楽しませてもらいました。
車で
約10分
大松閣別館 山の茶屋
炭火焼肉や地元で採れた野菜、鹿や猪などのジビエも楽しむことができる古民家風レストラン
おいしい料理と
楽しい会話で
五感で味わう飯能の魅力
ランチにおうかがいしたのは『大松閣別館 山の茶屋』。古民家風のしつらえに、参加者は興味津々。蕎麦や地元の食材を使った料理をそれぞれが注文し、ひとつのテーブルでわいわいと盛り上がりながらお昼を楽しみました。参加者に大松閣の若女将親子がいらっしゃったこともあり、飯能の歴史やここだからこその楽しみ方など、様々なお話ができました。また、大松閣の若旦那がご挨拶に登場され、デザートをサービスしてくれる嬉しいサプライズも。お腹も気持ちも満たされる時間となりました。
気持ちを表現するためにコインを使う
それが大きな魅力と感じた
飯能にUターン移住してきました。今回は思い入れのある場所や懐かしい人と再会でき、個人的にとっても「Hello, again」な時間でした(笑) このコインは「嬉しかった気持ちを分かち合う」というコンセプトが素敵ですね。また家族で使いに来たいです。
車で
約6分
名栗カヌー工房
手ぶらでできるカヌー体験のほか、釣りも人気。西川材で自分だけのカヌーを作ることもできます
冬の寒さも忘れ
壮大なダム湖の景色を
水上から楽しむ時間
午後は有間ダムでカヌー体験。『名栗カヌー工房』は、公営のカヌー工房としては日本で最も古いものの一つ。その設立の逸話を、代表の山田直行さんに話してもらいました。驚きのエピソードが満載の経緯を山田さんの軽妙な語り口で紹介され、参加者は笑い声を上げながら時に感嘆しつつ楽しみました。カヌー体験では2~3人のグループに分かれて乗船。息を合わせてパドルで水をかきながら、自由気ままに名栗湖を巡り、冬の景観を堪能しました。
お金の価値では計れない
共感を交換できていると感じた
地元の人と話したり交流することはもちろん、参加者同士でこの場所について話し、そこに暮らす人の想いに共感し合うことで、自然とギフトを贈ろうという気持ちに。現金では表現できないような「価値の交換」ができているな、と感じることができました。
車で
約6分
名栗温泉 大松閣
100年以上の歴史を誇る老舗旅館。大浴場や源泉桧風呂、貸切風呂を楽しむことができます
名栗の名旅館で
温泉や料理、歴史や雰囲気
贅沢なおもてなしを全身で楽しむ
初日の最後は、『名栗温泉 大松閣』でワーケーションタイム。大松閣には落ち着いた雰囲気のロビーをはじめ、談話ラウンジや読書スペースなどがあります。それぞれが自分のお気に入り場所を見つけて、今日の思い出を語り合ったり、WEB会議に参加したりしていました。大松閣自慢の温泉をぜひ体験しようと、日帰り温泉を申し込む参加者も。宿泊する参加者は、広々としたお部屋で贅を尽くしたお料理のコースに舌鼓。飯能の夜を心ゆくまで堪能することができました。
イベントを通じて感じたのは
皆さんの飯能への愛情
飯能に対する愛着や親しみが深かい人ばかりでしたね。私たちも移住してきたんです。変化する自然の景色はどれだけ見ていても飽きることがありませんし、とても住みやすい場所だと感じています。私たちも「またここに来たいな」と思ってもらえるよう、魅力を伝えていきたいですね。
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Hello, againコイン加盟店巡り
2日目
2021年12月11日(土)
大松閣から車で約35分
きまま工房・木楽里
しっかりと要望を聞き取ってもらえ、「こだわり」にとことんつきあってくれる工房です
「林業を元気にする」を
ゴールに掲げて開かれた
楽しい木工体験工房
2日目は『きまま工房・木楽里』での木工体験からスタート。井上淳治さんは、飯能で120年以上も林業を続けている家に生まれ、「林業を元気にしたい」と考え続けて来た人。そのために作られたのが、木楽里です。「材木としては流通しない小さな木材や節のある木なども、木工用の材料としては活用できる。木楽里で西川材に触れ、楽しみながら木に親しんで欲しい」と話します。木工体験では、その場で木を選び、デザインし、井上さんからアドバイスをもらいながらさらにイメージをふくらまして、世界に一つ、自分だけの一輪挿しを作りました。無垢の木を五感で体感できました。
車で約3分
雑貨&カフェkinoca
素材にこだわったオーガニックのお料理や、西川材を使ったオリジナル雑貨などが人気です
木と林業の良さを伝える
道の駅のように
だれもが気軽に集まれる場所
ランチは、木楽里から車で数分の『雑貨&カフェ kinoca』へ。カラダに良い食材を選んで作られた、ボリュームたっぷりのランチセットが人気。お支払いは、Hello, againコインでスムーズに。店内では、西川材を使った小物やインテリア、アーティストの作品などが販売されているほか、kinocaの建物自体が、西川材の杉と桧の魅力が伝わるように作られています。参加者は、柱に触れたり天井を見上げたりしながら、西川材の持つ魅力を感じていました。
車で約20分
メッツアビレッジ ゾグベルク
湖のすぐそばにある、北欧時間が流れる店内。カヌー体験は予約無しでも楽しむことができます
気軽に楽しめるワークショップで
北欧の雰囲気を楽しみながら
飯能の魅力も味わえる
『ソグベルク』は、人気のスポット『ムーミンバレーパーク』もあるメッツァビレッジ内の工房です。こちらは『名栗カヌー工房』の姉妹店のような存在。店長を務めているのは、カヌー工房の山田さんの娘さん、理さん。工房ではカヌーが作れるほか、ミニチュアカヌーを自由にデコレーションするワークショップなども開催しています。参加者は、フィンランドの伝統食器で、幸運のシンボルといわれる「ククサ」磨きにチャレンジ。最後まで木に親しむ2日間となりました。
Hello, againコインは
通貨の概念を変える可能性を秘めている
大学でデジタル通貨について研究していますが、今回のイベントを通して、大きな可能性を感じることができました。人やサービスに共感し、ギフトを贈る。根底からお金に対するマインドが変わるのではないか、すごく愛情のあるお金の使い方が広がっていくのではないか、と思いました。今後に期待しています!